
【ビーチクリーン】宮古の海をキレイにし隊の隊員募集!! 実施レポート(2023年1月31日)
「千年先にもずっと美しい海が残っていてほしい」
そんな願いを込めて、ビーチクリーン活動を続けている、「宮古の海をキレイにし隊」。
2023年の第1回目として実施されたビーチクリーン活動に、参加者とともに「しまむすびコネクト」事務局も参加してきましたのでレポートします!

日程は1月31日(火)。今回のビーチクリーンの対象は、宮古島の東海岸側にある城辺(ぐすくべ)の長間(ながま)ビーチ。あまり観光地化されていない穴場的ビーチです。
まだ薄暗い中、集合場所に向けて車を走らせると、ビーチ近くの農道に「ビーチクリーン実施中」というノボリが立っていて、参加される方の車がすでにたくさん駐車していました。
大勢の参加者を前に、「宮古の海をキレイにし隊」隊長の井上美香さんから、ビーチクリーンのやり方などをお話しして、いざ活動開始!

しばらくビーチクリーン活動をご無沙汰していたという長間ビーチにはかなりの漂着ゴミが堆積しています。
多いのはペットボトルやビン・缶類。それに大小様々なプラスチックゴミ。かなり腐食や摩耗が進んでいて、もともと何だったのかわからないようなゴミも多いです。大きなプラスチック製の浮きや漁に使う漁具もたくさん転がっています。
参加者は片手にゴミ袋、片手にトング(火ばさみ)を持って、種類別にゴミを拾っていきます。リピート参加の方も多く、それぞれに自前のトングや軍手などを持参されています。初めての参加者も、最初は慣れない手付きで拾っていましたが、だんだん拾い方のコツみたいなものをつかんできて、効率よく拾えるようになりました。

常連の方が飼われている、かわいいワンちゃんもお手伝い(?)してくれて、参加者を和ませてくれます。
最初、ゴミ拾いは大変かなと思っていたのですが、拾っていくうちに宝探しをしているような気分になってきて、何だか楽しくなってしまい、むしろずっと拾っていたくなりました(笑)
1時間半ほどでビーチクリーンは終了。地元の事業者の方が差し入れてくださった豚汁、節分が近いということで恵方巻、さらにガトーショコラが振る舞われました。
本日は大人51名の方が参加。地域に古くからお住まいの方や移住者の方だけでなく、旅の途中という方も参加されていて、リピーターの方もとても多かったです。

集まったゴミは、燃えるゴミが81袋、ペットボトル31袋、ビン184本、缶1袋、ライター91個、小さめの漁具6袋、蛍光灯6本、電球13個、注射器5本、計測不能な大型ゴミがたくさん。
参加されたみなさんには理想通貨(「エコアイランド宮古島」の様々な活動に参加した方に配られる地域通貨です)20ミャークも配られました。
(※理想通貨について詳しくはこちら)

大勢のみなさんと時にはおしゃべりしながら一緒にゴミを拾い、たくさん積まれたゴミの山、きれいになったビーチを眺めると達成感が生まれてきます。ホントに楽しいビーチクリーンでした! やっていて楽しいというこの感じが、活動が長続きしている秘訣なんですね!
「宮古の海をキレイにし隊」のビーチクリーン活動は毎月最終火曜日の早朝に実施しています。
宮古島に来られたら、ぜひ参加してみてくださいね!
(活動場所や日時は、下記の公式サイトやSNSをご覧ください。)
