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しまむすびワーケーション in 国頭実施レポート(2022. 1月8日〜1月17日)

沖縄県本島最北の村、国頭村。緑や水が豊かな地域で、美しい自然が多く残されています。「しまむすび」ワーケーション in 国頭は2022年1月8日(土)〜1月17日(月)まで実施されました。参加してくださったのは、5名の方々。遠くは北海道からご参加くださった方もいらっしゃいました。
沖縄の文化や歴史に興味がある方、コロナ禍で「会社」という場所に捉われず、どこにいても仕事ができる可能性を探りに参加された方、将来的に沖縄への移住を考えている方など、参加理由はそれぞれでしたが、今回のワーケーションプログラムに参加することで、沖縄の課題に関心を持ち、自分たちができる解決を見出していきたいという熱い思いで参加くださいました。
それでは早速、皆さんがどんな体験をしたのか、振り返ってみましょう!!

 

12月23日|出発前の「タビマエプログラム」実施!

参加者全6組でオンラインでの「タビマエプログラム」を実施!まずは今回のワーケーションを実施することにした地域側の想いをシェアしたあと、参加者さんそれぞれからワーケーションに参加したいと思った理由を語っていただきました。事前のオンライン説明会等を通じて、事務局・地域と個々の参加者さんとは顔見知りにはなっていましたが、参加者さん同士の交流は初、ということで、まずは互いを知るところから始めていきました。関東、関西、そして沖縄と様々な場所から一堂に会して、国頭について対話をすることが出来るというのは、この時代ならではの良さですね!

※当初の予定では、1月8日~2月6日までの30日間を10日間ずつ3タームに分け、各タームにまんべんなくプログラムを用意する予定でしたが、年明けからの新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第1タームである1月8日~1月17日に主要プログラムをギュッと行程をまとめることになりましたので、本レポートも1月17日までをメインとして記載します。

1月8日(土)|国頭ワーケーション1日目!!

参加者の皆さまがHENTONA LOUNGEに集合し、遂にしまむすびワーケーション国頭がスタートしました!既にオンラインの「タビマエプログラム」で顔を合わせている皆さんなので、初めましてというよりも、「やっと会えた!」という感じでした。この日は初日ということで、改めて参加者・地域・事務局同士で自己紹介したのちに、まずは地域ローカルパートナーである久保さんが辺士名商店街を歩いて紹介し、そのあと宿泊場所にチェックインして1日が終了しました。

1月9日(日)|国頭村一周駆け足ツアー

10日間のプログラムを通じて国頭村を深く知っていただき、好きになってもらうために、まずは国頭村の概要をざっと理解していただこう!ということで、この日は午後から国頭村一周駆け足ツアーを計画、村内にある全20の集落を4時間で駆け巡るというかなりハードなツアーを実行しました。

まずは村内で最も人口が多い南西部の集落から。国頭港を見学したのち、桃原の海岸で海の青さと軽石の被害状況について理解を深めた後は、浜集落の民家にお邪魔してカラギの風味を体験。

比地大滝キャンプ場入り口で寒緋桜の咲き始めをチェックした後は、北上して伊地・与那の集落を少し見学したのち、村を東西に貫く横断線を走って「やんばる学びの森」へ。やんばるの森の雄大さに触れつつ、今度は東海岸へ向かいました。西海岸とは全く違うダイナミックな地形に驚き、安波の共同売店で一休みした後は、安田のヤンバルクイナ生態展示学習施設で餌やりを見学。安田でアシャギ(茅葺の神聖な建物)を見たのち、安田の共同売店では徳田さんから地域のお話を伺いました。その後北上して「奥やんばるの里」の見学、辺戸岬に着くころにはあたりは暗くなり、HENTONA LOUNGEに戻った時にはすっかり夜に。さすが本島の中でも屈指の広さを誇る国頭村、半日で1周するのは多少無理がありました(笑)。

1月11日(火)|EARTH TREEプロジェクト

この日は点描画家の大城清太さんにHENTONA LOUNGEにお越しいただき、琉球の昔からの教え(おばぁの話)、および循環境型社会を目指し育樹を行う取り組み(EARTH TREEプロジェクト)についてお話しいただきました。

 

 

1月12日(水)|やんばるの森に眠る歴史遺産を知る


この日は国頭の歴史・文化研究科家である宮城樹正さんにお越しいただき、レクチャーを受けたのちにやんばるの森に眠る歴史・文化遺産をご案内いただきました。宮城さんの案内が無ければ、たどり着けないような各種の施設、遺構を見ることで、参加者の皆さんも国頭の奥深さを理解するとともに、この歴史をどう伝承していくべきなのか、という課題感も共有することができました。

1月13日(木)昼|国頭の暮らしを知る


この日の案内人は小山内大輔さん。地域おこし協力隊として国頭村に移住したのち、辺野喜集落の共同売店の運営に携わられるようになった経緯やご自身が感じる国頭の課題・可能性についてお話しいただきました。また集落散策では、沖縄の典型的な住居について実際に空き家をご案内いただきながら説明してもらうことで、「国頭の暮らし」についても理解が深まっていきました。

1月13日(木)夜|林道パトロールに同行!


この夜は林道パトロールの同行を実施しました!やんばるの森には貴重な動植物が生息していますが、それらが闇マーケットで高く取引されており、密猟者が後を絶たないため、有志の方々による林道パトロールが行われています。今回は村の南北から2手に分かれて林道をパトロールする皆さんに同行し、夜の森の生物観察をしながら、やんばるの自然が村の人たちの努力によって守られていることを理解することが出来ました。

1月14日(金)|やんばるの自然を学ぶ


この日は前日に引き続き、やんばるの自然について深く学ぶプログラムになりました。元環境省のアクティブレンジャーであり、現在は、やんばる三村認定ネイチャーガイドとして活躍する上開地広美さんに、森を歩きながら、やんばるの自然および外来種防除について様々なレクチャーをいただきました。特に外来種がどんどんと入ってきてしまっている現状に参加者の皆さんも驚かれており、改めてこの自然を守っていくことの重要さと困難さを理解されていました。

1月16日(日)|住民との交流を目的にグランドゴルフを実施


歴史や文化、生活、自然を学ぶプログラムが続いた今回のワーケーションでしたが、この日は「地域の方々との交流」を主目的として、先輩国頭ファンが主催する「パークゴルフ」大会に皆さんで参加しました!今までとは少し毛色の違うプログラムで、参加者の皆さんも楽しく村民の皆さんと交流することが出来、国頭村との距離が改めてぐっと近づいた1日になりました!

1月17日(月)昼|ディスカッション

この日は第1ピリオドの最終日、参加者の皆さんとこのワーケーションの中で得られたことや感じられたことについてのディスカッションを行いました。皆さん一様に国頭村についての理解が深まり、好きになったという感想をいただき、ワーケーションの実施目的であった「国頭のファンを増やす」については達成できました!一方でコロナによって当初想定していたような交流の機会が作れなかったことについては残念だというご意見も多かったです。また、国頭の課題についても皆さんの心の中に深く刻まれたようで、自分なら何ができるか、といった意見も出ていたのが印象的でした。

1月17日(月)夜|国頭ならではのイザイ漁体験!

この日は満月の夜ということで、希望者の皆さんを「夜の海の生物観察」にお連れしました!成果はそれほどでもなかったのですが(笑)、地元の人がいないと体験できないアクティビティに触れたことで、より国頭を好きになっていただけたのではないかと思います!

 


充実の「しま結びワーケーション」プログラムを体験した参加者の皆さんも、国頭村の魅力や課題に触れ、自分たちにできる関わり方について、深く思いを巡らせたようです。参加者からは、「一日一日の国頭村の生活が、将来のための血肉になっていることを実感。 ひとりで訪問するより、場所・モノ・コトへつながるスピードが早く、質の良い時間をすごせた」との感想も。
地域と関わる最初の一歩が、さらに島と人同士を繋ぐ、大きなプロジェクトに成長していくことを願っています。

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